次につなげるテスト後の答案分析法!
こんにちは! 理数専門塾サピオ(岡山・倉敷)の梶田です!
前回、テスト前とテスト後の力の入れ方について書きましたが、テスト後に返却された答案をみなさんどうしていますか?
点数だけ確認してカバンの中にクシャクシャにして入れていませんか?
間違えた箇所を確認したり、解き直しするくらいはしていますか?
今回はテスト後に返却された答案をどのように分析すれば次につながるのかを書いていきます。
(中学数学に関して書きますので他の教科でも使えるところは使ってください)
まず、答案は自分の力(テストで点を取るための総合力)を確認することのできる
とても重要な材料という認識を持ってほしいです。
本当にとても重要なんです!
では具体的にどう分析するのでしょうか。
①と②に分けてみました。
では、まず①から
①答案全体を眺めて確認をする。
・点数を確認
・間違っている問題をざっくり確認
・正解している問題をざっくり確認
これは多くのみさなんが確認していることではないでしょうか。
正解している問題の確認も必要です。
理解、定着できているものを具体的に認識することで、今後、色々な単元を復習演習していく際に省くことができます。
保険をかけて解ける問題を何回も解いて定着度をあげてもいいですが、時間は無限にあるわけではないので、スルーできるものはスルーしていく必要があります。
では、次に②です。
私は②こそが重要だと思っています。
②間違っている問題を1問ずつ原因分析していく。
・わからない1(数学的難易度が高くて解けない)数学力
・わからない2(文意が読み取れない)読解力
・暗記(語句や公式など)できていない
・計算ミス(四則計算、約分、自分の字が汚い)
・勘違い(頭の中で)
・見落とし(視覚的に)
・時間が足りない
項目が多いですね。ですが、やはり間違った問題にこそテストで点数をあげていくカギがあるのです。
どんぶり勘定では改善されません。
前回も書きましたが、「なぜ点が取れていないのか」必ず理由があるのです。
継続的に弱点を認識してそれぞれの項目に対して意識的に取り組んでいくことで劇的に改善されていきます。
定期テストでは普通に100点目指せるようになるのです。
実力テストで点が取れるようになってくるのです。
「本当に1問ずつ分析などできるのか?」とよく言われます。
確かに骨の折れる作業かもしれませんが、高得点を継続して取っている生徒はほとんどやっています。
なぜできるのか?
それは、間違っている問題が多くて2、3問なんです。
数分で終わるんです。相乗効果ですね!
分析した後、すべての項目に対して、どのように取り組んだら改善されるかについては、これから少しずつ書いていきます。
私はすべて改善できると思います。
計算ミスや見落としなどの項目に関しても改善できます。
では、期末テストの答案が返却されるころだと思いますので、まずは、どの教科に対しても間違えた問題を1問1問原因分析してみてください!
色々な気づきがあるはずですよ!
・答案分析のやり方を細かく知りたい!
と望まれる場合は、是非お問合せください。
直近のテスト問題と答案を持ってきていただければ一緒に分析させていただきます。
また、理数専門塾サピオの詳細な説明や勉強に関するご相談等、お気軽にお問合せください。
個別に保護者説明会をご案内させていただきます。
中学生対象のイベントも定期的に行っておりますのでHPでご確認ください。
理数専門塾サピオ 京山校・倉敷南校 管理 梶田 真弘